(禁無断転載)
[2003年1月]
国際ワークショップ(EOS2003)を成功裏に開催致しました
当室が開発した非球面光学素子の超精密加工技術と、イメージ情報技術開発室清水裕彦室長らが開発した超伝導トンネル接合素子(STJ)による超高感度センサの両技術を統合化するプロジェクトを進めてきたが、この度、当該成果を研究基盤ツールや産業技術として世界に発信、実用化、普及させることを狙い、平成15(2003)年1月14~17日、国際ワークショップ(International Workshop on Extreme Optics and Sensors:略称EOS2003)(主催は文部科学省)を開催致しました。
参加者総数は200名を大幅に上回り、国内外より多数の関係分野、そして産業界からの研究者・技術者を集め、多くの議論を通して研究成果のアピールや情報交換を行いました。
また、米国、英国、ドイツ、フランス、ベルギー、スイス、イタリア、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール等の諸各国からの参加者数は30名にも上りました。
本プロジェクトは、工学分野の要素技術と、物理分野の要素技術の統合化により、新たな領域や研究ツールを生み出したものと言えるが、今回のワークショップを通して、両分野および関連分野のさらなる統合化・融合化技術やアプリケーションの創出、実用化が期待されます。
今後、参加者とのネットワークをさらに広げ、本技術を世界に発信して行きます。
以下に、当該国際ワークショップ開催の様子を写真でご紹介します。
受付の様子 講演会場の様子 レセプションの様子 |